ねぇ、兄ちゃん・・・　　　　　　　　　なぁに？

ねぇ、ねぇ、兄ちゃんてば・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから　何？

あのさ、　兄ちゃん　僕のこと好き？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 そうだね、　好きだよ

ほんと！　ねぇ、ねぇ、どの位　好き？

　　　　　　　　　そうだな～　　いっぱい・・・　かな～？

ほんと？　兄ちゃん　ありがと！

ぼくも　兄ちゃんのこと　大好き！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　って、あのな～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『　＃＆％＄％＆＃・・・　』

　　（　うん、うん　わかってる、わかってる・・・　バロンはいいお兄ちゃんだよぉ～　

                                いつもセディに優しくしてくれて　ありがとね　）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やれやれ・・・

「　っていうか、僕ですけど　何か　？！　」

　いえいえ、ぼくちゃんに　何も文句はありませんよ～　　

　　　　　　　　　　　　（　みんなに優しくされて　あなたは幸せね　）

ところで　ところで・・・　

バロンは外が見たいと　こうしています　

よく知っている誰かが　通っているみたいですね

一方、ルークは　立ち上がらずに

一生懸命　匂いをかいで調べます

気配も　探っています