昨日　息子が　車をひっかけ　傷にしました

そのことを考えながら　夜　横になっていて　思い出したことがあったので、　

今日はそのことを書いてみたいと思います

もう２年くらい前になります

原因は忘れましたが　ルークがひどい下痢をして

便に血も混じるようになり

病院で　輸液（点滴）　を受けました

ところが　その後、　おしっこが出にくくなり

慌てて、おしっこを持って病院にいきました

おしっこには異常がなくて・・・、　でも　おしっこが出にくいのが治りません

足をあげたまま　普通の何倍も時間をかけておしっこをしますが

ポタポタ　ちょろちょろ　細く　切れ切れにしか　おしっこが出ないのです

もちろん、こんなことは初めてでした

おしっこを持って　ルークを連れて　その日のうちに　また病院にいきました

でも、原因がみつかりません

たまったら大変なので、　何度も何度も　おしっこに連れていきます

でも、　本当に　細ーくしか出ません

おしっこがしたい気持ちがあるので　長時間足を持ち上げて頑張っています

地面についている方の足がしびれて　感覚がないのでしょう

歩き出すと　足の甲を地面について歩くので　怖くて止めて

感覚がもどるのを待ちました

可哀想で、　怖くて・・・、　どうしようもなく不安でした

翌日も同じような感じだったので　やはり病院にいきました

病院での　診断結果は

『　量に間違いは無かったけれど、下痢の治療の為に　輸液に入れて

使ったステロイドが　原因ではないかと思います。　ルークは

　ステロイドが効きすぎる体質なのでしょう。　ステロイドの副作用だと思うので

　薬をいっさい切って、　薬が出切るのをまちましょう　　』　　とのことでした

夕方になっても　同じような状態だったので

もう一度　おしっこを取って、ルークを乗せて　病院に向かいました

心の中は　『　おしっこが　出なくなってしまったらどうしよう　』　でいっぱいでした

体が体だけに、　手術になったらどうしよう・・・　

ステロイドが使えないのに　大丈夫だろうか　とかの考えがグルグルで

運転する手が　わなわなしていました

でも、『　こういう時こそ、　運転に気をつけなければいけない　』　とわかっていましたから

だから　何度も何度も　自分の心に　「　安全運転！　」　と言い聞かせて

運転していました

その時です

道を曲がったら、　『　ボコン　』　という低い音と一緒に　車が押し返されました

ミラーで見たら　電柱がありました

降りて見たら、　車がポコンとへこんでいましたが　他には何もなく

自分の車が　電柱に　接触したのだとわかりました

その時です！

嘘のようですが、　私は　『　やったぁ～　』　と嬉しくなったのです

ルークの悪いことが　これでチャラになった！　と感じました

熱い涙が出て止まりませんでした

その曲がり角は　スーパーや　ホームセンターへ行くために

しょっちゅう通る曲がり角で

電柱があることさえ　意識しないで　１０００回は曲がっている場所

大切に乗っていますから　車がへこむのは　とても　辛いです

でも、その時は

『　きっと　これで　ルークは治るんだ！　』　と思えました

時間はかかりましたが　ルークは何事もなく　無事に　元の体に戻りました

私は　あの時　なぜそう感じたのか　今でもわかりません

でも　後にも先にも　車がへこんで　嬉しかったのは　あの時だけ・・・　　　

それ以来、　『　ルークはステロイドに要注意　』　と固く誓って

先生に書いて頂いたステロイドの名前の書いてある紙は

今も　お財布に　入っています

なんとぉー、　書き終わって　今　外をみたら

きゃ～、きゃ～、きゃーーー

雪が降ってきていました～

我が家の犬たちにとっては　今シーズン　初の　『　初雪　』　でーす

すみませんでした　・・・

ご覧になって　お分かりのとおり

バスタオルをかぶって　「　雪だよ～　」　と飛び出した　私にくらべ

淡々と・・・　

いつもより　逆に　テンションの低い　我が家の　犬君たちでした

（　積もるかなぁ～　）

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