それはゆうべの出来事です

 

夜中の二時に　セディが水をガッポガッポ飲む音で目がさめました

 

すると　セディが　庭に出たくて、ガラス戸の前に立ったので

 

ガラス戸を開けにいきました

 

一人では可愛そうだったので、私も一緒に庭に出て・・・

 

そうしたら　ルークとちょこも　出てきました

 

 

 

ルークとセディが一緒に部屋までの階段を上がったので、私も一緒に部屋に入り

 

ちょこはいつも真っ先に部屋に帰って　セディのこたつに飛び込むので

 

これでみんな揃った・・・と思いガラス戸を閉めて、明かりを消して

 

”　さぁ、寝よう　”　と思った時

 

 

 

かすかに、ガラスをひっかく音が・・・

 

 

 

『　？　』　・・

 

 

 

「　えっ、まさか！　」　

 

 

寝ぼけていた頭が急速冷凍　一気に目がさめ

 

（　ほんとに　頭が冷たくなった！　）

 

あわててガラス戸を開けたら

 

 

 

 

ちょこが　ふるえて立っていました

 

 

 

 

「　ひゃ～、ごめんごめん　ちょこはもうこたつに入ったと思ったのよぉ　」

 

「　ごめんね、　寒かったね、　ほんとにごめんね　」

 

と　抱いて体をさすりながら　一生懸命謝りました

 

 

 

 

この寒空に　もし　気がつかなかったら・・・と思うと

 

 

 

 

最後には　きっと　『　きゃんきゃん　』　と鳴くとは思うけど

 

ガラス戸をひっかく音が　あまりにかすかで哀れだったので

 

本当にかわいそうなことをしたと反省しています

 

 

 

 

 

 

 

 

これは　今朝のみんな・・・

 

 

『　ふぅ～、ゆうべは　気がついてもらえて　良かった～　』

 

 

 

 

『　ちょこちゃん、　おうちに入れてよかったよねぇ　』

（　忘れられて　ショックだったのよ・・・　）

 

 

 

『　うーん、　ちょこちゃんは寒がりだから　かわいそうだったなぁ　』

 

 

 

『　僕なら　大丈夫だけどなぁ・・・　』

（　うーん、どう考えても　お母さんが悪いなぁ　）

 

 

 

 

『　もう、お母たん、気をつけてよね！

　　　ぼく、　ねえたん居なかったら　やだかんね！　』

 

 

 

 

 

「　はいはい、　その通り・・・。　お母さん、気をつけます　（涙）　」　

 

 

 

 

 

 

　　

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